日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 39, No.10 (2011)



表 題 オゾンガスによる芽胞滅菌の性能評価(技術論文)
著 者 岩村卓嗣(大成建設(株)),奥田慎一(京浜産業(株)),小阪教由((株)ハマネツ),野上俊宏((株)富士薬品),新谷英晴(中央大学理工学部),加藤美好(大成建設(株))
掲 載 防菌防黴,Vol.39,No.10,pp.595-601(2011)

無菌製剤を製造するクリーンルームにおいては,高度な無菌環境が要求される。従来からクリーンルームの無菌化に使用されてきたホルムアルデヒドガスによる燻蒸は残留性の問題から,その代替方法が望まれてきた。そのうち一つの手法がオゾンガス滅菌である。オゾンガス滅菌性能では,オゾン滅菌条件の重要なパラメーターとなる,オゾン濃度,相対湿度,滅菌時間などに関して最適化することが重要である。本稿ではこれらのパラメーターを変化させた場合の滅菌性能結果を報告する。
Key words Ozone gas(オゾンガス)/Sterilization(滅菌)/Clean room(クリーンルーム)/Pharmaceutical factory(医薬品工場)/Spore(芽胞).