日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 40, No.4 (2012)



表 題 低濃度オゾン水によるノロウイルスの不活化
著 者 山崎謙治(大阪府立公衆衛生研究所),中室克彦(摂南大学理工学部)
掲 載 防菌防黴,Vol.40,No.4,pp.199-204(2012)

本研究は,低濃度オゾン水のネコカリシウイルス(FCV)とノロウイルスに対する不活化効果を検討する目的で実施した。水温8~19℃において初期濃度0.133mg/lのオゾン水はFCVを30秒の曝露で99.9%以上不活化させた。初期濃度0.174mg/lのオゾン水はノロウイルスに30秒曝露で99.9%以上不活化させた。

Key words Norovirus(ノロウイルス)/Feline calicivirus(ネコカリシウイルス)/Low levels of dissolved ozone(低濃度オゾン水)/Inactivation efficacy(不活化効果).