Vol.44，No.7 (2016)

表題：

給食管理実習室の衛生管理システムの構築[7] 安全管理と給食運営のためのモニタリング・記録システム

著者：

岸本 満（名古屋学芸大学 管理栄養学部 環境衛生学研究室），伊藤健一郎，吉田貴信（中央設備エンジニアリング（株） 名古屋事業本部）

掲載：

日本防菌防黴学会誌，Vol.44，No.7，pp.379−382（2016）

安全・衛生のため給食管理実習室では学生の動きを把握しやすい設備を整える方針を掲げ，学生の安全管理（事故，けが防止）のための設備・システムを構築すること，安全のための作業記録，観察，評価，振り返りができる設備と仕組みを設けることを目標に掲げた。具体的にはカメラによる室内モニタリングおよび動画撮影設備・機器，そして電気，水道，ガスの使用量計測設備・機器を設置した。本稿はカメラモニタリングシステムおよびスピーカーシステムと水道光熱費モニタリングシステム，そして実習食堂に設置したプレゼンテーションシステムの概要を紹介する。加えてモニタリングシステムのフードディフェンスでの利用について述べる。

Key words：

安全管理/給食運営/モニタリング/レコーディング/フードディフェンス．