Vol.44,No.10 (2016)
- 表題:
- 携帯電話やスマートフォンに関する衛生的一考察
- 著者:
- 古畑勝則(麻布大学 生命・環境科学部)
- 掲載:
- 日本防菌防黴学会誌,Vol.44,No.10,pp.549−553(2016)
本稿は,携帯電話やスマートフォンにおけるブドウ球菌の付着状況から衛生的考察を行い,これらが感染症における感染経路として重要であるとの結論に達し,以下の3項目を提唱したものである。
1)食事中は,携帯電話やスマートフォンを操作しない。
2)トイレに持ち込まない。
3)乳幼児に触らせない。
- Key words:
- Mobile phone(携帯電話)/Staphylococcus spp.(ブドウ球菌)/Contamination(汚染).