日本防菌防黴学会

学会のご案内

関連情報

  • English

日本防菌防黴学会誌

Vol.46,No.12 (2018)

表題:
Pooled Pre-Enrichment Broth Culture法とPooled Sample法を用いたRTE食品におけるSalmonella属菌の検出感度の検討(短報)
著者:
石﨑直人,古畑勝則,小西良子(麻布大学 生命・環境科学部)
掲載:
日本防菌防黴学会誌,Vol.46,No.12,pp.543−546(2018)

本研究は国際的なサンプリング法との整合性を図るために,Pooled Pre-Enrichment Broth Culture(PE)法とPooled Sample(PS)法を応用し,食中毒菌であるサルモネラ属菌を対象としてRTE食品のカット野菜とネギトロから検出することが可能か,検出感度の比較検査を行った。その結果,PE法とPS法 何れのサンプリング法を用いても,ネギトロおよびカット野菜から,サルモネラ属菌の汚染菌量が10-1cfu/g以上であれば検出できることが確認された。

Key words:
Pooled Pre-Enrichment Broth Culture法(PE法)/Pooled Sample法(PS法)/Ready-to-Eat Food(RTE食品).