Vol.52,No.5 (2024)
- 表題:
- 防菌防黴分野における微生物制御の歴史的経緯と現状
[12]文化財関係ならびに関連分野における微生物制御(その3)
−高松塚古墳およびキトラ古墳について−
- 著者:
- 坂上吉一(元 近畿大学)
- 掲載:
- 日本防菌防黴学会誌,Vol.52,No.5,pp.181−184(2024)
文化財関係ならびに関連分野における微生物制御(その3)−高松塚古墳およびキトラ古墳について−と題して,古墳とは何か,高松塚古墳(概要),高松塚古墳壁画50年の歩み,キトラ古墳(概要),キトラ古墳壁画をめぐる主な動き,高松塚古墳およびキトラ古墳の形状等の比較について,高松塚古墳およびキトラ古墳の壁画の保存に関しての提言−私見を交えて,高松塚古墳およびキトラ古墳の壁画の保存に関する他者の見解,および文化財保護の行方についてを取り上げ,微生物制御の立場を考慮し解説した。
- Key words:
- Takamatsuzuka Tomb (高松塚古墳)/Kitora Tumulus(キトラ古墳)/Mural(壁画)/Protection of cultural properties(文化財保護)/Microbiological control(微生物制御).