表 題 |
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医療用不織布製品より分離されたカビの電子線に対する抵抗性 |
著 者 |
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武川哲也, 赤土雄美 (原子燃料工業(株)), 多田幹郎 (岡山大学), 古田雅一 (大阪府立大学) |
掲 載 |
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防菌防黴, Vol.34, No.1, pp.19-24 (2006) |
医療用不織布製品を ISO11137附属書 B の方法1により滅菌線量の監査を行ったところ, 不合格になるケースが発生した。 これについて, バイオバーデン測定や無菌試験および検定線量照射の適切性について検証を行ったが, 特に問題は無かった。 このため, 製品のバイオバーデン菌の構成および放射線抵抗性が変動したものと考え, 滅菌線量監査での陽性菌およびその他の標準菌株を用いて放射線抵抗性を実験的に調べた。 その結果, 放射線抵抗性が非常に強いカビが発見され, その Induce Dose は5.75kGy であった。 本菌株を同定したところ Alternaria alternata であると分かった。 このため, 本菌株が滅菌線量監査不合格の原因であると考える。
Key words |
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Electron beam irradiation (電子線照射)/Fungi (真菌)/Sterilization validation (滅菌バリデーション)/Nonwoven (不織布)/Alternaria (アルテナリア). |
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