| 表 題 |
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アルミナケイ酸亜鉛含有アクリル繊維の電子線照射による抗菌作用活性化 |
| 著 者 |
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武川哲也， 赤土雄美 （原子燃料工業（株））， 阪上克也 （（株）じばしん）， 中川和善， 川窪伸也 （西川リビング（株））， 多田幹郎 （岡山大学大学院）， 古田雅一 （大阪府立大学） |
| 掲 載 |
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防菌防黴, Vol.34, No.2, pp.73－79 （2006） |
アクリル繊維にアルミナケイ酸亜鉛を練り込んだ繊維に， あらかじめ殺菌することを目的として3～24kGyの線量の電子線を照射した。 その結果， 3～15kGyの線量範囲で照射された繊維は， 電子線未照射の繊維に比べ， 抗菌作用が増強され未照射のものよりも高い静菌活性値および殺菌活性値が得られた。 しかしながら24kGyの電子線を照射した場合には， 抗菌作用増強化の効果は得られなかった。 またこの電子線照射による抗菌作用増強化を調べるため， 抗菌剤を練り込んだ繊維の代わりに， 電子線を照射した3種類の抗菌剤についても制菌力試験を行った。 しかしながら， 抗菌剤単独での電子線照射有無による抗菌作用は殆ど差異は無く， 金属イオン自体の作用増強化ではないことが予想された。 以上の結果から， 本抗菌繊維を用いた製品への一定の線量範囲の電子線の照射により， 従来よりも即効性の強い制菌力が認められ， 10MeV電子線による実用照射を実施するための， 適切な照射形状を明らかにすることができた。
| Key words |
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Electron beam irradiation （電子線照射）/Antibacterial activity（抗菌作用）/Bacteriostatic activity（静菌活性）/Antibacterial fiber （抗菌繊維）/Alumina-zinc silicate （アルミナケイ酸亜鉛）. |
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