表 題 |
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食品中赤痢菌の新検査法検出感度および冷凍保存での生残性 |
著 者 |
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宮原美知子 (国立医薬品食品衛生研究所), 小沼博隆 (東海大学海洋学部) |
掲 載 |
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防菌防黴, Vol.34, No.5, pp.263-266 (2006) |
赤痢菌での食中毒事件の多くの原因となっている S. sonnei と S.
flexneri の食品からの検出について新検出法での検討を行った。
S. sonnei でも S.
flexneri でも食品25g 中10個内外の菌数で検出が可能であった。 培養液中では, 10℃保存では,
数ヶ月後でも菌数は減少しなかったが, -20℃冷凍保存は冷凍保存による菌数減少が起きるが, 一定菌数まで減少すると菌数が維持され,
5℃冷蔵保存での菌数減少が大きくなる時期があることがわかった。 食品への接種冷凍保存実験では, 両菌種とも25g 中10個位の少数菌でも2ヶ月,
その10倍量の菌量では, 3ヶ月にわたり新検出法での検出が可能であった。
Key words |
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Shigella sonnei (ソンネ赤痢菌)/Shigella
flexneri (フレキシネリ赤痢菌)/New
detection method (新検出法)/Frozen storage (冷凍貯蔵). |
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