表 題 |
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食中毒事件情報処理システムの再構築 |
著 者 |
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高橋正弘1, 白勢一行2, 佐藤善博3, 鈴木仁一1, 中村丁次4, 金子精一4 ( 1神奈川県平塚保健福祉事務所 2神奈川県秦野保健福祉事務所,3神奈川県衛生研究所, 4神奈川県立保健福祉大学) |
掲 載 |
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防菌防黴, Vol.34, No.9, pp.551-559 (2006) |
再構築した食中毒事件情報処理システムはパーソナルコンピュータを用い, データベース, 集計および統計解析を核とした情報処理および情報提供システムである。
本システムの構成は食中毒の原因究明および情報伝達に大別される。 原因究明では流行曲線の作成により食中毒か否かの判定が容易になった。 また,
潜伏期間や症状等が算出され病因物質の推定が的確に行われようになった。 さらに, 自動計算された検定結果により原因食品の推定が迅速かつ正確に行われるようになった。
情報伝達では各種報告書の作成が迅速かつ正確に行われ, 関係機関における情報の共有化に寄与することが示唆された。
Key words |
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Food hygiene (食品衛生)/Norovirus
(ノロウイルス)/Campylobactor jejuni (カンピロバクター)/Food poisoning (食中毒)/Statistics
(統計解析)/Information processing (情報管理). |
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