表 題 |
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PFGE, RAPD-PCR, ERIC-PCR および iap 遺伝子の PCR-SSCP による Listeria monocytogenes の遺伝子解析 |
著 者 |
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樋脇 弘, 江渕寿美, 馬場 愛 (福岡市保健環境研究所), 宮本敬久 (九州大学大学院農学研究院) |
掲 載 |
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防菌防黴, Vol.35, No.1, pp.13-22 (2007) |
水産食品などから分離された L. monocytogenes 株を用いて PFGE, RAPD-PCR, ERIC-PCR および PCR-SSCP の識別能を比較した。 RAPD-PCR および ERIC-PCRは, 複数のプライマーで得られた結果を組み合わせることでPFGEと同等の識別能が得られ, 迅速な遺伝子解析法として有用であることがわかった。 iap 遺伝子を標的にした PCR-SSCP については, その識別能が PFGE に及ばなかったが, 今後, 複数の遺伝子を標的に実施することで識別能が向上すると考えられ, 迅速な遺伝子解析法としての利用が可能である。
Key words |
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Listeria monocytogenes (リステリア・モノサイトゲネス)/PCR-single strand conformation polymorphism analysis (SSCP)/iap gene (iap 遺伝子)/Pulsed-field gel electrophoresis (パルスフィールドゲル電気泳動). |
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