日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 35, No.1 (2007)



表 題 冬のサッシ窓の結露とカビ汚染
著 者 濱田信夫 (大阪市立環境科学研究所)
掲 載 防菌防黴, Vol.35, No.1, pp.23-29 (2007)

一般住宅のサッシ窓のカビ汚染の実態について調べるとともに, カビ汚染を助長する要因について検討した。 結露が多く発生する冬には多くのカビ汚染が見られた。 とりわけ, 内側の下目地部分にカビ汚染が多く, また, ほとんど毎日結露する場合はカビ汚染が特に多かった。 さらに, サッシ窓の汚れが著しいほど, カビ汚染もやはり著しかった。 防カビ対策としては, ペアガラスやプラスチックサッシの使用の他, 窓開けや乾拭きが有効であることがわかった。
Key words Fugal contamination (カビ汚染)/ Condensation (結露)/ Sash window (サッシ窓).