表 題 |
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ヨーグルト中の酵母の迅速検出 |
著 者 |
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田中 孝, 前原知子, 上門英明, 遠藤光春 (明治乳業(株)研究本部技術開発研究所) |
掲 載 |
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防菌防黴, Vol.35, No.7, pp.423-428 (2007) |
ヨーグルト中の酵母の汚染レベルに応じた管理方法について検討した。 1CFU/ml 以上の酵母の検出に対して種々の市販迅速検出装置による酵母の検出時間を比較した。 BiomaticDMCS の検出時間は23~29時間, SensiMedia は32~40時間, MicroFoss は28.2~30.2時間であり, DMCS が最も迅速に酵母を検出した。 1 CFU/ml 未満の微量汚染酵母の検出は, 増菌培養とその後の直接鏡検法を組み合わせて行った。 増菌培養時に振とう培養を行うと, 容器中の増殖が速くなった。 ペットボトル中の初発菌数0.1CFU/ml の酵母に対して44時間, 0.01CFU/ml の場合には, 50時間で検出可能であった。
Key words |
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Yeast (酵母)/Rapid Detection (迅速検出法)/Shaking incubation (振とう培養)/Direct microscopic count (直接鏡検法). |
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