表 題 |
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食品の微生物検査法と食中毒発生時の疫学調査法[21] 食中毒事例を集めたデータベースから導く病因物質, 原因食品および原因施設等の推定 |
著 者 |
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高橋正弘 (神奈川県立保健福祉大学) |
掲 載 |
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防菌防黴, Vol.36, No.1, pp.37-45 (2008) |
データベースおよび統計解析等から構成される食中毒事件情報処理システムを活用し, 疫学調査から得られた症状, 喫食状況, 原因施設の状況等のデータから, 統計的手法を用いて病因物質, 原因食品および原因施設等を推定した。
全国食中毒事件録をパーソナルデータベース化し, 抽出したデータは単純集計, クロス集計および数量化理論により集計・解析した。
結果は, 患者数を増加させている要因や, 要因間の相互関係が明らかになり, 食中毒の予防対策を樹立する一助となった。
Key words |
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パーソナルデータベース / 統計解析 / 数量化理論 / 食中毒 / 食中毒事件情報処理システム |
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