日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 36, No.2 (2008)



表 題 貯蔵生薬の害虫対策
著 者 山本博章((株)ツムラ 分析技術部)
掲 載 防菌防黴,Vol.36, No.2, pp.115-123(2008)

生薬は穀物と同様に貯蔵時などにも虫の加害を受ける為,その対策が必要である。安全性と環境の面からも害虫防除をとりまく情勢が大きく変化している現在,IPM(総合的有害生物管理)の導入等により殺虫処理の頻度を下げることが必要とされている。殺虫処理は害虫対策に必須であるが,今後も持続的に使用可能な殺虫法のアプローチとして低温処理や高圧二酸化炭素処理などについて解説する。
Key words Crude drug(生薬)/ Insect killing(殺虫)/ IPM(総合的有害生物管理)/ IPM(Integrated Pest Management)/Low temperature(低温)/ High-pressure carbon dioxide(高圧二酸化炭素).