日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 36, No.3 (2008)



表 題 生薬の微生物学的な品質保証の現状
著 者 小此木 明(クラシエ製薬(株) 評価・分析センター)
掲 載 防菌防黴,Vol.36, No.3, pp.153-160(2008)

生薬の微生物学的な品質保証を考える場合,バイオバーデンを把握することが重要となる。そこで,生薬61品目のバイオバーデン調査を行い,生薬に付着する真菌のうちかびについて検討を加え,アフラトキシンを産生することが知られている A.flavusA.parasiticus について,アフラトキシン産生能の確認およびアフラトキシン産生遺伝子の検出を行った。本稿ではこれら生薬の微生物学的な品質保証の現状について解説する。
Key words 生薬/A.flavus/A.parasiticus/アフラトキシン/バイオバーデン.