| 表 題 |
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低濃度塩水溶液に紫外線照射・磁気を処理した後のヒドロキシルラジカル生成と殺菌効果について－新規環境適応型機能水創成の試み－ |
| 著 者 |
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岩沢篤郎，中村良子（昭和大学藤が丘病院臨床病理科），高橋法子，西本右子（神奈川大学理学部化学科） |
| 掲 載 |
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防菌防黴，Vol.36, No.5, pp.285－291（2008） |
環境適合型の機能水の創成を目指し，100mmol/L 以下 NaCl，MgCl2，KCl，CaCl2 水溶液に永久磁石による磁気処理及び254nm の紫外線照射を行い，ヒドロキシルラジカル測定及び E.coliに対する殺菌効果試験を行った。低濃度の塩の水溶液の磁気処理によりヒドロキシルラジカルの増加及び E.coli に対する殺菌効果が確認された。塩の水溶液に254nm の紫外線照射を行ったところヒドロキシルラジカルの増加は確認されなかった。紫外線照射により E.coli に対する殺菌効果が確認されたが，これは紫外線が直接菌に影響したものと考えられた。本研究において，水道水の塩濃度に近い10mmol/L の塩の水溶液及びその磁気処理によって E.coli の減菌が確認され，減菌率が酸化力の強いヒドロキシルラジカルの生成量と対応する結果であった。この結果は，新しい機能水の可能性を示すものと考える。
| Key words |
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Bactericidal effects（殺菌効果）/pH/Magnetic treatment（磁気処理）/Ultraviolet irradiation（紫外線照射）/Hydroxyl radical（ヒドロキシルラジカル）/Saline water（塩の水溶液）. |
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