| 表 題 |
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天然無機系抗菌剤の現状と課題 |
| 著 者 |
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澤井 淳（神奈川工科大学応用バイオ科学部） |
| 掲 載 |
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防菌防黴，Vol.36, No.11, pp.757－764（2008） |
酸化カルシウム（CaO）および酸化マグネシウム（MgO）を中心成分とする天然無機系抗菌材料について，現状およびその課題について概説した。ドロマイト，貝殻の主成分である炭酸カルシウム（CaCO3）および炭酸マグネシウム（MgCO3）は，加熱処理により CaO および MgO となり抗菌活性を発揮する。これら焼成貝殻粉末及び焼成ドロマイト粉末の抗菌特性（特に焼成温度との関係）について概説した。さらに実際の食品衛生および公衆衛生における実施例の幾つかをまとめ，利用における課題を整理した。
| Key words |
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Inorganic material（無機材料）/Calcium oxide（酸化カルシウム）/Magnesium oxide（酸化マグネシウム）/Shell （貝殻）/Dolomaite（ドロマイト）. |
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