表 題 |
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LAMP 法を用いた浴槽水からのレジオネラ属菌検出時における反応阻害確認の必要性 |
著 者 |
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枝川亜希子,土井 均(大阪府立公衆衛生研究所生活環境部),木村明生(大阪府立公衆衛生研究所感染症部),田中榮次,肥塚利江,渡辺 功(大阪府立公衆衛生研究所生活環境部) |
掲 載 |
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防菌防黴,Vol.37, No.1, pp.3-8(2009) |
LAMP 法を用いた浴槽水からのレジオネラ属菌検出時に,同時に反応阻害確認を行うことで試料中の反応阻害物質の有無及びその発生頻度を検討するとともに,LAMP 法実施に際しての反応阻害確認の必要性について検討した。その結果,浴槽水の5.6%で反応阻害が認められ,偽陰性となる可能性があることが明らかになった。そのため,LAMP 法によるレジオネラ属菌検出時には,同時に反応阻害確認を行う必要性が認められた。
Key words |
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Legionella(レジオネラ)/Loop-mediated Isothermal Amplification(LAMP)/Bathwater(浴槽水)/Inhibitor(阻害物質)/False-negative(偽陰性). |
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