表 題 |
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アルギニンリッチな配列を有する新規抗カンジダ活性ペプチド |
著 者 |
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庵原啓司,河原崎正貴,古賀倫子,関戸治知,杉本正裕,江成宏之((株)ニチロ 中央研究所) |
掲 載 |
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防菌防黴,Vol.37, No.6, pp.413-420(2009) |
シロサケ(Oncorhynchus keta)白子由来プロタミンを各種プロテアーゼで加水分解して得られた分解物は,天然のプロタミンよりも Candida albicans NBRC1594に対する抗真菌活性が増強された。サーモライシン分解物中に含まれる活性ペプチドの探索を行い,14残基からなるペプチド VSRRRRRRGGRRRR を決定し,また,本ペプチドは抗真菌活性新規であることが判明した。4残基短い RRRRGGRRRR でも活性が認められたことから,GG の両端を4残基以上のアルギニン鎖で挟んだ配列で活性が発現されるものと推察された。
Key words |
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Antifungal(抗真菌)/Protamine(プロタミン)/Peptide(ペプチド)/Growth inhibition(発育阻害)/Candida(カンジダ). |
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