| 表 題 |
： |
製造環境内微生物の測定，評価および制御[19] 医療現場でのプラズマ滅菌事例 |
| 著 者 |
： |
相楽 真（ジョンソン・エンド・ジョンソン（株）） |
| 掲 載 |
： |
防菌防黴，Vol.37,No.7,pp.545－551（2009） |
過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌法は過酸化水素の気体を滅菌チャンバー内に拡散させ，これをプラズマ状態にすることにより，過酸化水素とその各種フリーラジカルなどの活性物質の複合作用により，約50℃で1時間前後で微生物を殺滅する滅菌法である。医療現場における滅菌保証のガイドライン2005にも詳述されており，医療の分野では必須の滅菌法の1つとなっている。また，人工関節などの医療機器の製造工程や，研究分野でも利用されている。セルロースが滅菌対象外であるなどの注意点を理解した上で利用していく必要がある。
| Key words |
： |
Hydrogen peroxide（過酸化水素）/Plasma（プラズマ）/Sterilizer（滅菌器）/Radical（ラジカル）/Guideline 2005（ガイドライン2005）. |
|
|
|
