日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 37, No.12 (2009)



表 題 3種類の微香くん液の抗鳥インフルエンザウイルス効果(ノート)
著 者 高桑弘樹,常國良太,薮田淑予,中村保紀,大槻公一(京都産業大学・鳥インフルエンザ研究センター),大上猛夫(OCI (株)開発部)
掲 載 防菌防黴,Vol.37,No.12,pp.879-882(2009)

3種類のくん液の抗インフルエンザウイルス作用を調べた。実験に供したウイルスは著者等が分離した A/コハクチョウ/島根/499/83(H5N3)株である。その結果,フェノール成分,カルボール成分,酸成分を最も多く含む AM-2 が,これら成分のより少ない AM-1,あるいは AM-3 よりも強い抗鳥インフルエンザウイルス効果を示した。
Key words Liquid smoke(くん液)/Antiviral activity(抗ウイルス作用)/Avian influenza virus(鳥インフルエンザウイルス).