表 題 |
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レジオネラ症のリスクマネジメント[2] 臨床現場における孤発例と集団感染事例に対する方策 |
著 者 |
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青木洋介(佐賀大学医学部附属病院 感染制御部) |
掲 載 |
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防菌防黴,Vol.38,No.2,pp.113-119(2010) |
レジオネラ肺炎の孤発例と集団感染事例における臨床的マネジメントの相違点を,主として診断法について解説した。特に,集団感染事例においては,臨床疫学的手法の一つであるBayes解析を用いた患者トリアージ法を紹介する。本診断法は確定診断を目的としたものではなく,健康被害への対応策としてレジオネラに曝露された個人を要医療群と経過観察可能群の二グループに大別する事を目的としている。
Key words |
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Legionnaire's disease(レジオネラ症)/sporadic case(孤発症)/community outbreak(集団感染)/triage(トリアージ)/Baysian analysis(ベイズ解析). |
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