| 表 題 |
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食品の微生物検査法と食中毒発生時の疫学調査法[7] エルシニア |
| 著 者 |
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杉山寛治（静岡県環境衛生科学研究所微生物部） |
| 掲 載 |
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防菌防黴,Vol.38,No.6,pp.393－399（2010） |
エルシニア属菌の中で食品衛生上問題となるのはエルシニア・エンテロコリチカと仮性結核菌の2菌種である。Y. enterocoliticaは行政的に食中毒の起因菌として指定されているが,病原株は特定の血清型,生物型に限定される。したがって食品検査や食中毒発生時の疫学調査で実施される細菌学的検査ではY. enterocoliticaの病原株と仮性結核菌の両者を対象とし,これらを確実に分離同定することが重要となる。本稿では,食品の微生物検査や食中毒発生時に行うY. enterocolitica病原株や仮性結核菌の検査法等について解説した。
| Key words |
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Yersinia enterocolitica（エルシニア・エンテロコリチカ）/仮性結核菌（Y.pseudotuberculosis）/低温増菌培養/アルカリ処理/病原性評価試験. |
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