表 題 |
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種々の滅菌法に関与するOHラジカルの有効性ならびに安全性と家電製品のウイルス不活化に対する有効性について |
著 者 |
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新谷英晴(中央大学理工学部,元国立医薬品食品衛生研究所),小阪教由((株)ハマネツ,オゾン事業部),奥田舜治(北里環境科学センター) |
掲 載 |
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防菌防黴,Vol.39,No.2,pp.83-89(2011) |
医療機器ならびに製造環境清浄化に対しては様々な滅菌法が存在するが,その多くの滅菌法にOHラジカルが関与している。例えば放射線滅菌,電子線滅菌,オゾン滅菌,過酸化水素滅菌,過酢酸滅菌,ガスプラズマ滅菌,光触媒滅菌などがその代表的な例である。それらの滅菌メカニズムについて述べる。近年電気製品の性能にウイルス不活化の機能を付加した製品が市販されている。ウイルス不活化の現実的な場での有効性を示すデータならびに安全性について行政サイドではその科学的根拠を求めている。ウイルス不活化に対するOHラジカルの有効性ならびに安全性を議論する。
Key words |
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滅菌法/OHラジカル/ウイルス不活化/フェントン反応. |
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