表 題 |
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木材保存の現状と将来[11] 将来における木材防腐技術 |
著 者 |
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松永浩史((独)森林総合研究所) |
掲 載 |
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防菌防黴,Vol.39,No.2,pp.91-97(2011) |
将来に向けて,木材防腐・防かびは,従来の薬剤主体から,樹脂との併用(WPC)や化学修飾あるいは熱処理などにより,腐朽菌やかびの栄養源であり,生育に必須の木材構成成分を包埋あるいは変質させることで,これら菌類の攻撃から守るような方法が考案されるようになってきた。また,現在木材防腐剤の主流となっている銅系薬剤に関しても,銅化合物を溶媒に溶解して使用する形から,これらを微細化し,固体として木材中に注入するような新しい概念も提案されるようになってきた。これらは,昨今話題となっている環境への配慮が基本にある。
Key words |
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WPC(木材・プラスチック複合材)/混練型WPC/化学修飾木材/熱処理木材/微粒子型銅系保存剤/MCQ/MCA. |
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