表 題 |
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活性炭による細菌吸着能の検討 |
著 者 |
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浅野嘉久(女子栄養大学),関川幸枝(野口医学研究所),上田成子,桑原祥浩(女子栄養大学) |
掲 載 |
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防菌防黴,Vol.39,No.3,pp.145-152(2011) |
活性炭の細菌吸着能を in vitro と in vivo の条件で検討した。In vitro では,活性炭と細菌とを振盪接触させることにより吸着能が促され,その吸着能は活性炭の用量に依存した。グラム陽性球菌はグラム陰性桿菌に比較し吸着されにくかった。マウスへ活性炭を経口投与し,糞便中に排泄される腸内細菌科の菌数と乳酸桿菌数を検討したところ,有意差はなかったが,活性炭投与により腸内細菌科の菌数は若干減少する傾向がみられた。
Key words |
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Activatedcharcoal (活性炭)/Adsorp-tion(吸着)/Bacteria(細菌)/Intestinal bacterial flora(腸内細菌叢). |
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