表 題 |
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プラズマ滅菌・殺菌[16] ESR を用いたラジカル測定 |
著 者 |
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中井由実(日本電子(株) MN事業ユニット) |
掲 載 |
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防菌防黴,Vol.39,No.3,pp.153-159(2011) |
電子スピン共鳴装置(ESR)は,物質中の不対電子を選択的に検出することから,活性酸素種の測定に用いられる。活性酸素種は非常に寿命が短いが,スピントラップ法により安定化して測定が可能である。光触媒の汚染物質分解や抗菌作用が Hydroxyl Radical(HO・)生成によるものと考えられている。ESR による HO・の定量により,光触媒製品の評価を行うことができた。同様にプラズマ滅菌の際の活性酸素種検出の可能性について述べる。
Key words |
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Electron Spin Resonance/ESR(電子スピン共鳴)/Spin trap(スピントラップ)/Reactive oxygen species(活性酸素種)/Photocatalyst(光触媒)/Plasma(プラズマ). |
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