| 表 題 |
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通貨の微生物汚染の調査について（調査論文） |
| 著 者 |
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菅原敏明（（有）鳥月プレインズ） |
| 掲 載 |
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防菌防黴,Vol.39,No.7,pp.401－407（2011） |
貨幣の微生物汚染の実態を把握するため,衛生環境が異なる一般食料品店店頭と病院内売店の金銭登録機（レジスター）の2ヶ所から,貨幣（5円と10円硬貨）を採取し,その表面上の一般生菌（中温性好気性菌）について市販検出キットを用いて計数した。その結果,一般食料品店からは5.7×102/100cm2,病院内売店レジスターからは2.7×102/100cm2であった。貨幣の汚染数は,保管中,15時間まで経時的に低下した。得られた結果から,貨幣の汚染実態,病院内での病原微生物の伝搬の危険性および貨幣の衛生化について考察した。
| Key words |
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Microbial pollution（微生物汚染）/Currency（貨幣）/Mesophilic aerobe count（一般生菌数）. |
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