日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 40, No.9 (2012)



表 題 医食住のマイコトキシン[7]
マイコトキシンの分析法(1)食品分野 7-1) 総アフラトキシンI〔多機能カラム〕
著 者 吉成知也, 小西良子(国立医薬品食品衛生研究所)
掲 載 防菌防黴,Vol.40,No.9,pp.573-578(2012)

本邦において,発癌性カビ毒であるアフラトキシンについては,国際動向及び国内流通品中の含有実態を踏まえ,平成23年10月1日よりその指標が総AF(AFB1,B2,G1及びG2の総和)に変更された。それに先立ち平成23年8月に発出された通知「総アフラトキシンの試験法について」において,総アフラトキシン分析のための試料の調製法として二種の方法が記載されている。本講座においては,その一つである多機能カラムを用いた調製法について,実際に試料を分析した実例等について述べる。

Key words Total aflatoxin(総アフラトキシン)/Multifunctional column(多機能カラム)/HPLC(高速液体クロマトグラフィー).