日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 40, No.11 (2012)



表 題 医食住のマイコトキシン[12] マイコトキシンの分析法 (1)食品分野
7-6)オクラトキシン,フモニシンおよびゼアラレノン
著 者 青山幸二((独)農林水産消費安全技術センター仙台センター)
掲 載 防菌防黴,Vol.40,No.12,pp.769-777(2012)

オクラトキシン,フモニシンおよびゼアラレノンはいずれも食品から検出されるマイコトキシンである。これらのマイコトキシンの食品中濃度を求める方法としては,液体クロマトグラフなどの機器を用いる方法,簡易分析キットを用いる方法などがあるが,正確な濃度を求めるためには機器分析が有効である。マイコトキシン濃度を求める方法は数多くの報告があるが,室間共同試験を実施した分析法は限られており,それらの方法の多くはISOなどから標準法として示されている。

Key words Mycotoxin(マイコトキシン)/Ochratoxin(オクラトキシン)/Fumonisin(フモニシン)/Zearalenone(ゼアラレノン)/Interlaboratory study(室間共同試験).